『SBC委託再生トナー工場の環境方針』 ISO14001取得工場
1. 当工場は事業活動により生じる環境影響を少なくするために環境マネジメントシステムを構築、運用し、維持する。 また目的・目標を定め必要に応じて見直しを行い、
継続的改善及び汚染の予防に努める。
2. 当工場が同意した環境に関する法規則及びその他の要求事項を遵守する。
3. 当工場の事業活動によって生じる環境負荷を低減し地球環境保全に努める。
4. 全国の使用済みトナーカートリッジを当工場の事業活動を通して、より多くリユース生産することで廃棄物削減に貢献する。
5. この環境方針は文書化し、全従業員に周知するとともに、一般の人にもホームページ上に公開する。
再生商品の供給を支えるために欠かせないのが、部品の補充。弊社では、リサイクルを繰り返す間に消耗してしまう部品は、自社製造によるオリジナル製品で差し替えます。創業当時からの技術力を生かした各種シリンダー・ギアなどの成型品、各種ブレード類など供給体制は万全です。
--リサイクルシステム--
1.回収
全国各地から届いた使用済カートリッジが回収品倉庫に集められます。
2.選別
回収されたカートリッジを機種別に再生できるものとそうでないものに選別します。再生不能の部品はさらにこまかく分けられます。
3.分解
再生できるカートリッジは、廃トナーを除去した後一度分解され、細かい部品は超音波洗浄槽で念入りに洗浄されます。
4.組立
様々な調整を行いながら多機種を扱います。繊細な部材が、熟練者の手によって丹念に再構成されていく。何度も繰り返し使われる消耗部分は、自社製造のオリジナル良品と差し替えて、激しい使用に耐える製品になります。
5.トナー充填
トナーを充填して、再びカートリッジとしての役割を果たすことになります。トナー充填機自動化によりスムーズなトナー充填が実現。15台がフル稼動して、生産率アップ。カートリッジに新しい命が吹き込まれていきます。
6.出荷
2段階にわたるテストプリントを終えた製品が、新たなパッケージに包まれてひとまず倉庫へ。再びトラック便にて全国各地へ直接配送されるのを待ちます。
【 ISO14001とは 】
環境マネジメントシステム規格は、地球共生を理念として、環境負荷や環境リスクの 低減と防止を目的としています。環境マネジメント(Environmental
Management) とは、経営方針の中に環境方針を取り入れ、その環境方針に基づいて計画、実施する 企業活動をいいます。環境マネジメントシステムは、それを実施するための組織、責任、慣行、手順、プロセスおよび経営資源で、組織全体の管理システムの一部であり、組織体が自主的に作成し、実施します。その基準となる規格がISO14001です。